「カーシェアを利用したいけど、チャイルドシートはどうすればいいの?」
そんな悩みを抱えるパパ・ママは多いのではないでしょうか。
公共交通機関ではベビーカーでの移動が可能でも、カーシェアを利用するとなるとチャイルドシートの設置が必須。
だけど、毎回取り付けるのは面倒だし、そもそもカーシェアの車に対応しているのかも不安ですよね。
さらに、カーシェア会社によってはチャイルドシート付きの車両が限られていたり、そもそも貸し出しサービスがなかったりすることも。
「レンタカーなら確実に借りられるけど、料金や手間を考えるとカーシェアを使いたい…」と悩む方もいるでしょう。
そこで今回は、カーシェアでチャイルドシートを確保する方法や、おすすめの携帯用シートを紹介します。
安全かつ快適にお子さんとドライブを楽しむためのポイントを、詳しく解説していきます!
【結論】カーシェアのチャイルドシート問題は3つの方法で解決できる

カーシェアでチャイルドシートを利用する方法は主に、以下の3つです。
※クリックまたはタッチでジャンプ。
カーシェアでは、チャイルドシートは借りられますがジュニアシートは借りれないことが多いです。
一方、レンタカーは500~1000円ほどオプション料金はかかりますが、「ベビーシート」「チャイルドシート」「ジュニアシート」がレンタルできる会社が多いです。
詳細は、「3.レンタカーやタクシーを利用する」をご覧ください。
- ベビーシート・・・新生児から1歳頃まで使用
- チャイルドシート・・・1歳から4歳頃まで使用
- ジュニアシート・・・4歳から10歳頃まで使用
この3つの方法について、メリット・デメリットも含めながら詳しく解説していきます!
カーシェア会社のチャイルドシート付き車両を選ぶ
タイムズカーでは、オプションでチャイルドシートを借りられます。
しかし、ジュニアシートについては一部の車両に標準装備していましたが、2024年以降は順次撤去の流れになっています。
そのため、現在ジュニアシートが装備されている車両を利用するには、ステーションごとの詳細情報を確認し、早めに予約する必要があります。
Q.こども用シートは借りられますか?
A.チャイルドシート(年齢の目安:新生児から4歳頃)は、一部のオプションサービス対象ステーションでご利用が可能です。
チャイルドシートについて詳細はこちら
ジュニアシート(年齢の目安:4歳から10歳)は、順次装備を終了しています。
ジュニアシートのご用意がないクルマには備考欄に記載がありますので、ご予約の際にご確認ください。

チャイルドシートはオプションで借りられるけど、ジュニアシートは借りれる可能性が低いんだね。
その他、「三井のカーシェアーズ」「エニカ」などのカーシェア会社を調べましたが、チャイルドシート・ジュニアシートのレンタルはないようです。
チャイルドシート付き車両のデメリットも理解しておこう
- 設置車両の数が限られているため、希望の時間帯に予約できないことがある
- チャイルドシート対応のみで、ジュニアシートはない場合が多い
- チャイルドシートの清掃・メンテナンス状況が不明なケースも
もし「希望する車両が予約できない」「設置されているチャイルドシートが合わない」といった不安がある場合は、次に紹介する「持ち運び可能なチャイルドシートを活用する」方法を検討しましょう!
持ち運び可能なチャイルドシートを活用する
カーシェア車両にチャイルドシートが備え付けられていない場合、自分で持参する方法もあります。
「えっ、毎回持ち運ぶのは大変では?」と思うかもしれません。
しかし、最近は軽量&折りたたみ式のチャイルドシートも増えており、意外と手軽に持ち運べるんです!
折りたたみ式チャイルドシートのメリット

ジュニアシートではなく、乳幼児用のチャイルドシートが必要な場合は、持ち運びしやすい折りたたみ式チャイルドシートやブースターシートを活用すると便利です。
- リュック型のチャイルドシート:背負って持ち運べるので、両手が空いて移動しやすい
- 折りたたみ式シート:クッション部分がたためるタイプで、スーツケースにも入る
折りたたみ式チャイルドシートをみてみる
おすすめの折りたたみ式チャイルドシート

おすすめの折りたたみ式チャイルドシート「mifold(マイフォールド)」を紹介します。
mifold(マイフォールド)は、折りたたむとポーチサイズになるジュニアシートで、カバンの中にスッと入るほどコンパクト。
- 対象年齢:3歳〜11歳(15kg以上)
- サイズ:折りたたむと約23.5cm × 12cm(超コンパクト!)
- 重量:約700g(ペットボトル1本分くらい)
常のジュニアシートは座面を高くしてシートベルトを適切な位置に誘導しますが、mifoldは「ベルトの位置を調整する」タイプ。
安全性のテストもクリアしており、日本国内でも使用可能です。
自家用チャイルドシートの持参は現実的か?
「普段使っているチャイルドシートを取り付ければいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、これは現実的にはかなり手間になります。
- ISOFIX対応車両でないと、取り付けが面倒(カーシェアの車両によっては非対応)
- シート自体が重く、大きいため、持ち運びが大変
- 取り外し・取り付けに時間がかかる(カーシェアは短時間利用が多いので不向き)
持ち運びを前提にするなら、軽量で簡単に取り付けられる折りたたみ式チャイルドシートを選ぶのがベストでしょう!
レンタカーやタクシーでチャイルドシート付きの車を利用する
「カーシェアでチャイルドシート問題を解決するのが難しい…」
そんな場合は、チャイルドシート付きのレンタカーやタクシーを利用するのも一つの方法です。
レンタカー会社では、チャイルドシートのレンタルオプションが用意されています。
カーシェアよりも確実にチャイルドシートを確保できるので、「長時間の移動」や「確実にチャイルドシートを確保したい」場合にはレンタカーが便利です。
会社名 | ベビーシート貸出 | チャイルドシート貸出 | ジュニアシート貸出 | 料金 |
タイムズカーレンタル | あり | あり | あり | 1,100円/回 ジュニアシートは500円/回 |
カーツシェアレンタカー | なし | あり | なし | 500円/日 |
ニコニコレンタカー | なし | あり | なし | 550円/24時間 |
トヨタレンタカー | あり | あり | あり | 550円/3日 |
ニッポンレンタカー | あり | あり | あり | 1,100円/回 |
※会社名を押すと予約ページに飛びます。

日帰りなら「カーツシェアレンタカー」
2泊3日で使うなら「トヨタレンタカー」がオトクですね。
- 必ずチャイルドシートを確保できる
- 車種を自由に選べるので、家族旅行などに最適
- 長時間利用の場合は、カーシェアよりコスパが良い場合も
- カーシェアよりもレンタル手続きが面倒
- 短時間の利用では割高になる
- 返却時の手間がある(ガソリン補充、店舗への返却など)
「確実にチャイルドシートを使いたい」「長時間利用する」
という場合は、レンタカーの方が向いているかもしれません。
レンタカーの料金を詳しく調べる(比較サイトskyticketレンタカーにとびます)
チャイルドシート付きタクシーの利用方法
最近では、子ども連れに対応したタクシーも増えており、事前予約すればチャイルドシート付きの車両を手配できます。
- S.RIDE
アプリ予約時にチャイルドシートのオプションを選択可 - GO(旧JapanTaxi)
一部地域で「子ども用シート付きタクシー」サービスあり - ファミリータクシー(地域限定)
ベビーシートやジュニアシートを搭載したタクシー
ただし、事前予約が必要な場合が多いため、急にタクシーを利用する際には不向きなケースも。
カーシェアでチャイルドシートを使う際のチェックポイント

カーシェアでチャイルドシートを利用する際には、いくつか事前に確認しておくべきポイントがあります。
特に「取り付け可能か」「安全に使えるか」「予約時に確認するべき点」については、事前チェックが重要です!
取り付け可能な車種を事前に確認する
カーシェア車両によっては、チャイルドシートの取り付けが難しいケースもあります。
特に、ISOFIX(アイソフィックス)対応かどうかをチェックしておくと安心です。
- ISOFIXとは、座席に設置された専用の固定金具に直接チャイルドシートを装着できるシステム
- カーシェア車両でも比較的新しい車種(特にSUVやミニバン)なら対応している可能性が高い
- ISOFIX非対応の場合は、シートベルト固定式のチャイルドシートを選ぶ必要がある
チャイルドシートの取り付け方法を事前に確認する
カーシェアを利用する前に、どのタイプのチャイルドシートが取り付け可能かをチェックしておきましょう。
- どの車種でも取り付け可能(ISOFIX非対応でもOK)
- 比較的コンパクトで持ち運びしやすい
- 取り付けが簡単で確実に固定できる
- 安全性が高く、しっかりと固定される
「せっかく持参したのに、車両に合わず取り付けできなかった…」
なんてことにならないように、利用するカーシェアの車種を事前に確認しておくのがポイントです。
予約時にチャイルドシートの有無を確認する
上のお話とつながりますが、カーシェア会社によっては、チャイルドシート付きの車両が予約できる場合もあります。
「予約時にチャイルドシート付きの車両が見つからなかった…」
という場合は、自分で持参するか、タクシーやレンタカーを利用するのも選択肢になります。
チャイルドシート付きの車両の予約方法
カーシェアでチャイルドシートを利用した人の声

実際にカーシェアでチャイルドシートを利用した人の体験談を紹介します。
- 「チャイルドシート付き車両を予約した人」
- 「持ち運び用のチャイルドシートを使った人」
- 「タクシー・レンタカーを利用した人」
それぞれの口コミと、そこから分かるポイントをまとめました!
チャイルドシート付きカーシェアを使った人の口コミ
「タイムズカーのジュニアシート付き車両を利用しましたが、事前に予約すれば問題なく使えました。ただし、ステーションによって設置されている車両が少ないので、予約が埋まるのが早い…!早めにスケジュールを決めておくのが大事だと思いました。」(30代・男性)
「カレコでチャイルドシート付きの車両を選びました。取り付け済みなので楽でしたが、前の利用者が正しく装着していなかったのか、シートの位置がズレていたんです…。使う前にちゃんと固定し直したほうがいいですね。」(40代・女性)
チャイルドシート付きの車両は数が限られているため、利用したい日時が決まったらすぐに予約するのがコツ。
特に週末は早めの確保が必須です。
カーシェアは利用者が都度装着するため、前回の利用者が正しく装着していない可能性も。
乗車前にしっかりチェックし、安全な状態に調整しましょう。
持ち運び用チャイルドシートを使った人の口コミ
「mifold(マイフォールド)を持参してカーシェアを利用しました。めちゃくちゃコンパクト!これなら電車移動でも苦にならず、サッと取り出して使えたので大満足。ただし、シートベルトの位置調整が必要なので、初めて使うときは少し戸惑うかもしれません。」(30代・女性)
「折りたたみ式のチャイルドシートを持っていきました。普段使っているものより軽量なので楽でしたが、やはり普段のチャイルドシートよりはクッション性が少なかったです。短時間なら問題ないけど、長時間の移動には向かないかも?」(40代・男性)
コンパクトなチャイルドシートは持ち運びに便利ですが、最初は使い方に慣れる必要があります。
事前に自宅で試しておくとスムーズに装着できますよ!
折りたたみ式のチャイルドシートは、軽量な分、クッション性や安定感が劣る場合があるので、移動時間を考えて選ぶのが大切。
短時間の利用なら問題ありませんが、長距離移動なら厚みのあるモデルが安心です。
タクシー・レンタカーを利用した人の口コミ
「S.RIDEのチャイルドシート付きタクシーを予約しました。ドライバーさんが取り付けまでやってくれるので、すごく楽!ただし、台数が限られているので、急に乗りたいときには捕まらない可能性が高いのがネックです。」(30代・女性)
「レンタカーでチャイルドシートを借りました。やはりカーシェアよりも確実に用意できるのが良かったです。長時間の移動だったので、カーシェアよりもレンタカーのほうがコスパが良いと感じました。」(40代・男性)
タクシーなら自分で取り付ける手間がなく、安全性も確保されます。
ただし、予約しないと確実に利用できないため、事前のスケジュール調整が必要です。
レンタカーなら確実にチャイルドシートを確保できますが、手続きや返却の手間が発生します。
長時間利用する場合は、カーシェアよりも結果的にお得になることが多いです。
実際に利用した人のアドバイス・ポイント まとめ
- チャイルドシート付きカーシェアは、予約が早い者勝ち!
- 持ち運び用チャイルドシートは、軽量&コンパクトで便利だが、慣れが必要
- タクシーは取り付けの手間がなく楽だが、事前予約が必須
- レンタカーなら確実に用意できるが、手続きや返却の手間がかかる
最適な方法を選んで安全なカーシェアを楽しもう
カーシェアでチャイルドシートを利用する方法は、
- 「チャイルドシート付きの車両を選ぶ」
- 「持ち運びできるチャイルドシートを活用する」
- 「タクシーやレンタカーを利用する」
の3つがあります。
どの方法が最適かは、利用頻度、移動距離、予約のしやすさなどによって変わります。
【本記事のポイントまとめ】
- カーシェアのチャイルドシート付き車両は予約が必要!早めに確保すれば便利に使えるが、台数が限られているため希望の時間に使えないことも。
- 持ち運び用チャイルドシートは軽量&コンパクトで便利!ただし、装着方法を事前に確認しないと、いざというときに手間取る可能性あり。
- タクシーやレンタカーは確実に利用できるが、事前予約や手続きが必要!特にレンタカーは長時間利用する場合にコスパが良い。
お子さんと一緒に快適で安全なドライブを楽しむために、シーンに合わせてベストな方法を選び、事前の準備をしっかり整えておきましょう!