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チャイルドシートなし。後部座席での抱っこは危険!リスクと法律を知ろう

チャイルドシートなし。後部座席での抱っこは危険!リスクと法律を知ろう

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後部座席で子供を抱っこして座るのは、危険だと分かってはいるけれど、ちょっとの距離なら大丈夫だろう。」と思っていませんか?

しかし、その“ちょっと”が命取りになることもあります。

実際、事故の衝撃で大人の腕から子供が飛び出してしまうケースは少なくありません。

でも、チャイルドシートって義務なの? 罰則があるの?

後部座席なら安全じゃないの?

そんな疑問を持つ方も多いでしょう。

本記事では、「後部座席での抱っこはどれくらい危険」なのか、子供を守るために必要な知識を徹底解説します。

チャイルドシートの義務年齢や罰則、そして事故リスクまで、最新の情報を交えてお伝えします。

結論を言うと、チャイルドシートは義務です。

違反点数1点が科せられ免停などの処分に繋がります。

万が一事故を起こした場合、安全運転義務違反としてより重い責任を問われるかもしれません。

そうならないためにも子どものことを第一に考え、チャイルドシートはつけるようにしましょう。

うさこ

元保育士の20代主婦。
保育者目線で安心安全なチャイルドシートを紹介。
たま~に最新テレビの紹介も!
保育士資格・幼稚園教諭免許取得。
ブランドやモデルの違い・選び方などを詳しく解説します♪

後部座席での抱っこの危険性

後部座席での抱っこの危険性

後部座席で子供を抱っこして座るのは、一見すると安全そうに思えますが、実は極めて危険です。

なぜなら、事故の衝撃は想像を超える力がかかるからです。

例えば、時速50kmでの衝突事故の場合、体重10kgの子供には約300kgもの衝撃がかかります。

この状況で、大人が子供を抱き続けることはほぼ不可能です。

シートベルトをしていても、衝撃で子供が大人の腕から飛び出す危険性があります

エアバッグの作動が命取りに

さらに、エアバッグの作動が命取りになることもあります。

エアバッグは時速300km以上の速度で膨らみ、強い衝撃を与えるため、抱っこしている子供がエアバッグと大人の間に挟まれて重傷を負うリスクが高まります。

また、事故の瞬間、子供が車内で投げ出され、他の乗員にぶつかるという二次被害も報告されています。

この場合、子供だけでなく、他の乗員も大けがを負う可能性があるのです。

専門家も、後部座席であっても抱っこでの乗車は極めて危険だと警鐘を鳴らしています。

うさこ
うさこ

「後部座席なら大丈夫」「短い距離だから平気」

といった油断が、取り返しのつかない結果を招くことがあります。

チャイルドシートの使用義務と法律

チャイルドシートの使用義務と法律

日本では、6歳未満の子供に対してチャイルドシートの使用が法律で義務付けられています。

これは、道路交通法第71条の3に基づく規定で、違反した場合には違反点数1点と反則金の罰則はないものの、安全運転義務違反として取り締まりの対象となります。

「後部座席なら大丈夫?」と思うかもしれませんが、前席・後部座席に関わらず、6歳未満の子供はチャイルドシートの着用が義務です。

子供を乗車させる場合には、必ずチャイルドシートを使用しましょう。なお、道路交通法により平成12年4月1日から6歳未満の乳幼児にはチャイルドシートを使用することが義務化されています。

(引用:国土交通省ホームページ)

つまり、後部座席であっても、大人が抱っこして座るのは違反となります。

また、チャイルドシートの義務年齢は6歳未満ですが、それ以上の年齢でも安全性を考慮すれば、身長140cm以下の子供にはジュニアシートの使用が推奨されています。

これは、シートベルトが正しくフィットしないと、事故の際に大けがをするリスクが高まるためです。

例外もアリ?

例えば、タクシーやバスを利用する場合や、緊急時などは、チャイルドシートの着用義務が免除されることがあります。

しかし、この場合でも安全性を確保するために、できる限りの対策を講じることが推奨されています。

例えば、後部座席であってもシートベルトをしっかりと着用させる、荷物を安全に固定するなど、できる限りの対策を講じましょう。

うさこ
うさこ

法律に違反していなくても、事故時のリスクが減るわけではありません。

チャイルドシートを使わないことによる危険性を理解し、常に子供の安全を最優先に考えることが大切です。

事故時のリスクと統計データ

後部座席であっても、チャイルドシートを使用していない場合の事故リスクは極めて高いです。

実際の事故統計データを見ると、その危険性が明らかになります。

子供を守るチャイルドシート警察庁の統計

(引用元:警察庁子供を守るチャイルドシート)

警察庁の統計によれば、チャイルドシートを使用していない場合、致死率は使用時の約5倍にのぼります。

また、重傷率も約3倍と高く、これは後部座席であっても例外ではありません。

例えば、時速40kmでの衝突事故の場合、体重15kgの幼児には約240kgもの衝撃がかかります。

この衝撃を大人が抱え続けるのは不可能であり、子供は大人の腕から飛び出してしまう可能性が高くなります。

さらに、シートベルトを大人と共有していた場合、事故の衝撃で子供が圧迫されて重傷を負うケースも報告されています。

これは、シートベルトが大人用に設計されているため、子供の体には適切にフィットしないからです。

また、JAF(日本自動車連盟)の実験データによると、時速50kmでの正面衝突実験では、チャイルドシートを使用していない場合、子供がフロントガラスに激突する可能性が高く、命に関わる重大事故に繋がることが分かっています。

これらのデータは、後部座席であってもチャイルドシートを使用することの重要性を強く示しています。

「後部座席なら大丈夫」「短い距離だから平気」という油断が、重大事故を招く可能性があることを忘れてはなりません。

チャイルドシート未使用時の罰則と罰金

チャイルドシート未使用時の罰則と罰金

チャイルドシートの法律を守らなかった場合、日本では違反点数1点が科せられます。

ただし、反則金の罰則はありません。

「罰金がないなら大丈夫?」と思う方もいるかもしれませんが、違反点数が累積することで免許停止などの処分に繋がる可能性があります。

また、万が一事故を起こした場合、安全運転義務違反としてより重い責任を問われることがあります。

さらに、保険の適用に影響が出るケースも。

チャイルドシートを使用していなかったことで、過失割合が高くなる可能性があり、結果として賠償額が増えることがあるのです。

専門家が指摘する抱っこの危険性

専門家が指摘する抱っこの危険性

専門家は一貫して後部座席での抱っこ乗車を危険だと警告しています。

その理由は、事故の衝撃が想像以上に大きいからです。

例えば、日本自動車連盟(JAF)や交通事故総合分析センター(ITARDA)の専門家は、「時速40kmの衝突事故でも、大人が子供を抱き続けるのは不可能」と指摘しています。

これは、事故の瞬間に体重の30倍以上の力がかかるためで、この状況下で子供を守ることは物理的に不可能なのです。

さらに、海外の交通安全専門家も、「抱っこでの乗車は、事故の際に子供が投げ出されるリスクが高い」と指摘しています。

特に、シートベルトを共有している場合、事故時に子供が圧迫されて重傷を負うケースが多く報告されています。

これは、シートベルトが子供の体に適合していないためです。

アメリカ国家道路交通安全局(NHTSA)の報告では、「後部座席での抱っこ乗車は、フロントガラスに激突するリスクが高まり、致命的な事故に繋がる可能性がある」とされています。

特に、短距離の移動でも油断してはならないと強調されています。

専門家の意見は一致しており、後部座席であっても抱っこ乗車は非常に危険です。

「短い距離だから大丈夫」「後部座席だから安心」という過信が、取り返しのつかない事故を招くことを理解する必要があります。

チャイルドシートがない場合の運転に関連したよくある質問

Q
チャイルドシートがないとき、後部座席で赤ちゃんを抱っこすることはできますか?
A

チャイルドシートがない場合でも、赤ちゃんを抱っこして運転することは可能ですが、安全性が低下するため、推奨されません。特に事故の際には大きな危険があります。

Q
タクシーでチャイルドシートなしで赤ちゃんを抱っこすることはできますか?
A

タクシーでチャイルドシートなしで赤ちゃんを抱っこすることは可能ですが、安全性が低下するため、推奨されません。タクシー会社によってはチャイルドシートを貸し出している場合もありますので、事前に確認すると良いでしょう。

Q
知恵袋でチャイルドシートなしで赤ちゃんを抱っこする方法についての情報はありますか?
A

知恵袋では、チャイルドシートなしで赤ちゃんを抱っこする方法についての情報が多く共有されていますが、安全性を考慮してチャイルドシートの使用が推奨されています。

Q
チャイルドシートなしで赤ちゃんを抱っこ紐を使うことはできますか?
A

赤ちゃんを抱っこ紐で固定することは、安全性が低下するため推奨されません。特に車内では、事故の際に危険です。チャイルドシートの使用が最も安全です。

Q
助手席でチャイルドシートなしで赤ちゃんを抱っこすることはできますか?
A

助手席でチャイルドシートなしで赤ちゃんを抱っこすることは可能ですが、安全性が低下するため推奨されません。特に事故の際には大きな危険があります。

Q
チャイルドシートなしで赤ちゃんを抱っこすることは違反ですか?
A

日本では、0歳から6歳までの児童はチャイルドシートを使用することが法律で義務付けられています。チャイルドシートなしで運転することは違反となります。

Q
タクシーでチャイルドシートなしで赤ちゃんを抱っこすることは違反ですか?
A

タクシーでもチャイルドシートの使用が義務付けられています。チャイルドシートなしで運転することは違反となります。事前にタクシー会社に確認することをお勧めします。

Q
赤ちゃんを車の後部座席で抱っこ紐を使うことはできますか?
A

赤ちゃんを車の後部座席で抱っこ紐を使うことは、安全性が低下するため推奨されません。特に事故の際には大きな危険があります。チャイルドシートの使用が最も安全です。

安全な移動のために まとめ

後部座席であっても、抱っこでの乗車は非常に危険であることがわかりました。

事故の衝撃は想像を超えるものであり、大人がどんなにしっかり抱きかかえていても、子どもを守ることは不可能です。

また、エアバッグの作動やシートベルトの不適合など、子ども特有のリスクも存在します。

日本の法律では、6歳未満の子供にはチャイルドシートの使用が義務付けられています。

これを守らなかった場合、違反点数が1点加算され、最悪の場合、事故時の過失割合が増えることで賠償額が増加する可能性もあります。

しかし、法律を守るだけでなく、子どもの安全を最優先に考えることが大切です。

例えば、身長140cm以下の子供には、ジュニアシートの使用を検討することや、短距離でも必ずチャイルドシートを使用することが推奨されています。

また、中古のチャイルドシートは、劣化や欠陥の可能性があるため、購入時には安全基準を満たしているか確認することが重要です。

「ちょっとの距離だから大丈夫。」「後部座席なら安全」

という油断が、重大な事故を招くことがあります

本記事で紹介した法律や統計データ、専門家の意見を参考に、子どもの命を守るための最善策を考えてください。

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