「えっ、ISOFIXのチャイルドシートを買ったのに、車が非対応だった。後付けってできる?」
確かに、ISOFIXが標準装備されている車なら簡単にチャイルドシートを固定できますが、非対応車だとどうすればいいのか悩んでしまいますよね。
実は、ISOFIXの後付けはできないことはないんです。
が、注意点があってむやみにアダプターを買って取り付けるとかえって危険になることもあります。
この記事では、ISOFIX非対応車でもチャイルドシートを安全に使用する方法を徹底解説!
後付けの可能性や、シートベルト固定式の活用法、安全性を高めるコツまで、しっかりお伝えします。
また、オートバックスでISOFIXを後付けできるのかについても調査しました。
お子さんを守るための最適な選択を一緒に考えていきましょう!
【結論】ISOFIXの後付けは可能か?

「ISOFIX非対応車でも、後付けできるならしたい!」と考える人も多いですよね。
結論、できないことはないですが、お子さまの安全を第一に考えるならISOFIXの後付けはやめておくべきです。
ここでは、2つの後付け案を紹介しますが、やるのは自己責任でお願いしますね。
メーカー純正のISOFIX金具の有無を確認
一部の車種では、メーカーが純正オプションとしてISOFIX取付金具を用意していることがあります。
特に比較的新しい車両では、オプションや部品交換によってISOFIX対応にできる可能性があります。
- 取扱説明書を確認する
- カーディーラーに問い合わせる
- メーカーの公式サイトで情報を調べる

すべての車が対応できるわけではなく費用がかかる場合もあるため、慎重に検討しましょう。
市販のISOFIXアダプターは安全なのか?
近年、ネットショップなどで後付け用のISOFIXアダプターが販売されていますが、安全性には大きな疑問があります。
ドイツの連邦自動車局(KBA)によると、これらのアダプターの多くは正式な安全基準を満たしておらず、衝突時にチャイルドシートが外れるリスクがあると指摘されています。

市販のISOFIXアダプターは、やめておいた方がいいかもしれませんね。
実際に後付けした人の体験談
後付けを試みた人の中には、「取り付けが不安定だった」「想像以上に費用がかかった」といった声も。
特に、専門業者での取り付けを行わずDIYで後付けを試みると、思わぬ事故の原因にもなりかねません。
ISOFIXの後付けは慎重に検討すべき。
安全性を優先するならば、無理に後付けを試みるよりもシートベルト固定式の活用をおすすめします。
ISOFIXの後付けはオートバックスでできる?
結論から言うと、オートバックスではISOFIXの後付け工事に関する情報はなく、基本的には取り付けサービスを提供していないことが確認されています。
もしオートバックスでの後付けを希望する場合は、事前に最寄りの店舗に直接問い合わせて、現在のサービス提供状況を確認することをおすすめします。
ISOFIX非対応車でのチャイルドシートの選択肢

ISOFIXがない車でも、安全にチャイルドシートを取り付ける方法はあります。
それは、「シートベルト固定式チャイルドシート」を活用すること。
他の方法は、正直危険です…
実際、ISOFIX登場以前はすべてのチャイルドシートがこの方式でした。
シートベルト固定式は正しく取り付ければ、ISOFIXと同等の安全性を確保できます。
シートベルト固定式のメリット
- 車種を問わず装着できる
- ISOFIX非対応車でも使用可能
- 価格が比較的安価

ISOFIX対応非対応に関わらず使えるのが最大のメリットです。
取り付け方のポイント
- シートベルトの通し方を確認する
説明書に沿って、シートベルトを通す位置を間違えないようにしましょう。 - しっかり締める
シートベルトをしっかり締めて、チャイルドシートがぐらつかないように固定します。 - ロック機能を活用する
最近の車にはシートベルトロック機能がある場合が多いので、活用するとより安定します。

取り付けミスに注意してくださいね。
おすすめのシートベルト固定式チャイルドシート
おすすめのシートベルト固定式チャイルドシートを3つ紹介します。
コンビ「クルムーヴ スマート エッグショック」


- 対象年齢
新生児~4歳頃(18kg以下) - 特長
360度回転機能付きで、赤ちゃんの乗せ降ろしがスムーズ。 - 安全性
独自のエッグショッククッションで衝撃吸収。
アップリカ「ディアターンプラス」


- 対象年齢
新生児~4歳頃(18kg以下) - 特長
3段階リクライニング機能で、新生児から快適に使用可能。 - 安全性
衝撃を分散する「マシュマロGキャッチ」採用。
グレコ「ジュニアプラスネクスト」


- 対象年齢
3歳~11歳頃(15kg~36kg) - 特長
成長に合わせてハイバックモードとブースターモードの2WAYで使える。 - 安全性
サイドインパクトプロテクションで横からの衝撃に強い。
【ISOFIXとシートベルトの両方対応のチャイルドシートもあります】
「車を買い替えるたびにどっちがいいか考えるのが面倒。」という人は、両対応のチャイルドシートの検討もアリですよ。
詳しくは、「ISOFIXとシートベルト両方使えるチャイルドシート おすすめと選び方のコツ」をご覧ください。
ISOFIX対応車への買い替えも視野に

「やっぱりISOFIX対応車のほうが安心…」と考える方もいるかもしれません。
実際、ISOFIX対応車に買い替えることで、チャイルドシートの取り付けが簡単になり、安全性も向上します。
中古市場でのISOFIX対応車の選び方
ISOFIX対応車は2000年代後半から徐々に普及し、現在では多くの車種に標準装備されています。
中古車市場では、以下のポイントを押さえて選ぶと良いでしょう。
- 2007年以降のモデルを探す
ISOFIXが義務化されたのは2012年ですが、それ以前から対応している車種も多い。 - 国内外のメーカーを比較する
トヨタ、ホンダ、日産などの国産車だけでなく、フォルクスワーゲンやBMWなどの輸入車もISOFIX標準装備が早かった。 - 実際に試乗して確認する
ISOFIXの取付位置や、座席の形状がチャイルドシートに合っているかチェック。

ディーラーさんに相談するのが確実だね。
低予算で購入できるISOFIX対応車とは?
「ISOFIX対応車が欲しいけど、新車は高い…」という方には、以下の低価格帯の中古車がおすすめです。
- トヨタ アクア(2011年~)
コンパクトで燃費も優秀。ISOFIX対応の後部座席あり。 - ホンダ フィット(2007年~)
広めの室内空間で、チャイルドシートの設置もスムーズ。 - 日産 セレナ(2010年~)
ミニバンタイプで、スライドドアとISOFIXの組み合わせが便利。
ISOFIX対応車への買い替えは、長期的な安全性を考えた場合、大きなメリットがあります。
特に、今後もお子さんの成長に合わせてチャイルドシートを使う予定があるなら、一度検討してみる価値はあるでしょう。
ISOFIX非対応車は後付けできる? まとめ
ISOFIX非対応車でも、正しい方法を選べば安全にチャイルドシートを取り付けることができます。
- オプションや部品交換で対応できるかも?(DIYは危険!)
- ISOFIXの後付けはオートバックスではできない!
- 市販のISOFIXアダプターは安全性に問題あり
- 結論、安全性重視なら、後付けはやめておくべき
- シートベルト固定式チャイルドシートを活用する
- 長期的な視点でISOFIX対応車の購入を考える
お子さんの安全を第一に、最適な方法を選びましょう!