「A型ベビーカーはいらない」という口コミを見ると、「出産前に買わなくてもいいのかな」と迷ってしまいますよね。
実際に口コミを見比べていると、「買って助かった」という人もいれば、「ほとんど使わなかった」という人もいます。
同じベビーカーなのに評価が分かれるので、何を基準に選べばいいのか悩む人は少なくありません。
結論、A型ベビーカーは誰にとっても必要なものではなく、暮らし方によって必要かどうかが変わります。
違いが出やすいのはベビーカーそのものではなく、産後の過ごし方。
たとえば、徒歩で病院へ行くことが多い家庭や、駅まで歩いて電車を使う家庭なら、赤ちゃんを寝かせたまま移動できるA型ベビーカーが役立つ場面は多そうです。
一方で、ほとんど車で移動して、外では抱っこ紐を使う生活なら、「思ったより出番がなかった」という声があるのも不思議ではありません。
この記事では、「A型ベビーカーはいらない」という意見が、あなたにも当てはまるのかを一緒に整理していきます。
A型ベビーカーは全員に必要ではない
「出産前に買うもの」と思われがちなA型ベビーカーですが、どの家庭にも当てはまるとは限りません。
まず考えたいのは、「産後すぐに、どんな外出をする予定があるか」です。
徒歩で病院へ通う予定がある。
近所のスーパーまで歩いて買い物へ行く。
上の子を保育園へ送り迎えする。
そんな毎日なら、赤ちゃんを寝かせた姿勢に近いまま移動できるA型ベビーカーは活躍しそうです。
反対に、病院も買い物も車で行くことが多く、外にいる時間も短いなら、抱っこ紐だけで足りる家庭もあります。
産後しばらく外出を控える予定なら、生活が落ち着いてから必要かどうかを考えても遅くないかもしれません。

「本当に必要かな」と感じたら、まずは産後によく行きそうな場所を書き出してみるとイメージしやすくなります。
A型ベビーカーが「いらない」と言われる理由
「A型はいらない」と言われることがありますが、性能が悪いという意味ではありません。
使う場面が少ない家庭では、「買ったけれど、ほとんど出番がなかった」と感じやすいからです。
ここでは、よく挙がる理由を見ていきましょう。
価格が高く、使う期間が短く感じることがある
店頭でA型ベビーカーを見ると、「思ったより高い」と感じる人も多いようです。
低月齢の赤ちゃんを乗せやすいようにリクライニングや振動への配慮などが備わっている製品が多く、そのぶんB型より価格が高めになる傾向があります。
ただ、実際に押して歩く機会が少ないと、「この金額を出したのに、あまり使わなかった」という印象につながることもあります。
特に、普段の移動がほとんど車という家庭では、ベビーカーを使うのはショッピングモールくらいだった、というケースもあるようです。

値段だけを見るより、「産後半年くらいまでに何回くらい歩いて外出しそうか」を考えるほうが、自分に合うか判断しやすくなりますよ。
本体が大きく、置き場所に困ることがある
カタログでは気にならなくても、家に持ち帰ってから困ることがあります。
玄関に置いたら靴を出し入れしにくくなった。
車のトランクへ積むたびに荷物を入れ替えることになった。
階段しかない住まいで毎回持ち上げるのが大変だった。
こうした負担が続くと、「便利だから使おう」ではなく、「今日は抱っこ紐でいいかな」となりやすいようです。

購入前はサイズだけでなく、「玄関へ置く」「折りたたむ」「車へ積む」といった動きまで想像しておくと、後悔しにくくなりますよ。
抱っこ紐だけで済む家庭もある
近所へ少し出かけるくらいなら、抱っこ紐で十分という家庭もあります。
車で病院へ行き、そのまま受付まで抱っこする。
スーパーも短時間で済ませる。
荷物は家族が持ってくれる。
そんな外出が中心なら、ベビーカーを出すより抱っこ紐のほうが手軽だと感じる人もいるでしょう。
もちろん、これがすべての家庭に当てはまるわけではありません。
赤ちゃんが大きくなって抱っこが重く感じたり、買い物袋も持つ必要があったりすると、抱っこ紐だけでは負担が大きいと感じる場面も出てくるかもしれません。
A型ベビーカーが必要になりやすい家庭
ここまで読むと、「じゃあ、うちはどうなんだろう?」と思いますよね。
実は、A型ベビーカーが活躍する家庭には、いくつか共通する場面があります。
「みんな買っているから」ではなく、自分の生活に当てはまるかどうかで考えるほうが後悔しにくいでしょう。
徒歩や公共交通機関を使うことが多い
普段から歩くことが多いなら、A型ベビーカーの出番は増えそうです。
たとえば、駅まで10分ほど歩く、スーパーまで毎日買い物へ行く、1か月健診で病院まで歩く。
こうした移動が続くと、赤ちゃんを抱っこし続けるのは思った以上に大変かもしれません。
電車やバスを使う家庭も同じです。
駅まで歩いて、ホームで電車を待ち、病院では受付や会計で順番を待つ。
抱っこ紐だけでも移動はできますが、ずっと抱っこしたままになる時間が長くなることがあります。

赤ちゃんを寝かせたまま待てる場所があると、保護者の負担を減らせる場面もありそうですね。
産後すぐに外出する予定がある
出産したら、しばらく家で過ごすイメージを持つ人もいます。
ただ、実際には1か月健診や予防接種、買い物、上の子の送り迎えなど、思っていたより早い時期に外出する家庭も少なくありません。
病院まで歩く距離があるなら、行き帰りだけでも体力を使います。
待ち時間まで考えると、「ベビーカーがあって助かった」という声があるのも納得できます。
産後すぐから使えるかどうかは製品によって違います。
購入する前には、対象月齢や使用条件をメーカーの公式情報で確認しておくと安心です。
長時間の抱っこが心配
「抱っこくらいなら大丈夫」と思っていても、実際に続けてみると負担を感じる人もいるようです。
病院へ行く日は母子手帳や着替え、おむつなど荷物が増えます。スーパーへ寄れば買い物袋も持つことになります。
赤ちゃんを抱っこしながら荷物を持って歩くとなると、想像より大変だと感じる場面もあるでしょう。
ベビーカーなら、赤ちゃんを乗せるだけでなく、荷物を置けるスペースがある製品も多くあります。

「抱っこがつらいから絶対に必要」とまでは言えませんが、腰や肩への負担が気になる人にとっては、選択肢のひとつとして考えやすいかもしれませんね。
A型ベビーカーが必要だと思ったら確認したいこと
ここまで読んで、「うちはA型があったほうが良さそう」と感じた人もいるかもしれません。
そんなときは、口コミを見る前に、次の3つを書き出してみてください。
- 産後1か月から半年くらいまで、どこへ行く予定があるか
- その場所まで歩く距離はどれくらいあるか
- 抱っこ紐だけで移動できそうか
この3つがはっきりすると、自分の生活でベビーカーを使う場面が見えやすくなります。
A型ベビーカーを急いで買わなくてもよい家庭
ここまで読むと、「やっぱり出産前に買っておいたほうが安心かな」と思うかもしれません。
でも、生活によっては慌てて決めなくても困らないケースもあります。
実際に産後の暮らしが始まってから、思っていたより使う機会が少なかったと感じる人もいるようです。
車で移動することがほとんど
病院もスーパーもショッピングモールも、ほとんど車で行く。
そんな生活なら、A型ベビーカーを積んで行っても、実際に使うのは駐車場から店内までの数分だけ、ということもあります。
目的地に着いたら抱っこ紐を使うほうが早かったり、施設の貸し出しベビーカーを利用したりする家庭もあります。
もちろん、これが合うかどうかは外出先によります。
駐車場から長く歩く場所が多いのか、それとも入口の近くまで車で行けるのか。
この違いだけでも、ベビーカーの出番は変わってきそうです。
外出が少ないなら、産後に決めても遅くない
出産前は、「必要なものは全部そろえておこう」と考えがちです。
ただ、実際にどれくらい外出するかは、赤ちゃんの様子や保護者の体調によって変わることがあります。
「抱っこ紐だけでは大変だった」「病院へ行くたびに欲しくなった」と感じる人もいれば、「ほとんど家で過ごしていたので出番がなかった」という人もいます。
使うかどうか分からないまま購入するより、生活が落ち着いてから選んだほうが、自分に合う重さやサイズを選びやすいかもしれません。
置き場所や持ち運びが負担になりそう
意外と見落としやすいのが、家に帰ってからの使い勝手です。
玄関が狭い。
エレベーターがなくて毎回階段を使う。
車のトランクには旅行用の荷物も積むことが多い。
こうした環境だと、ベビーカーを押している時間より、「出す」「たたむ」「持ち上げる」「車へ積む」といった動作のほうが大変に感じることもあります。
毎回その作業が負担になるなら、「今日は抱っこ紐でいいかな」となる可能性もあるでしょう。

購入を決める前に、玄関へ置く場所や車へ積む様子をイメージしておくと、あとから後悔しにくくなりますよ。
A型ベビーカーを買う前に確認したいポイント
口コミを見ていると、「買って良かった」という声もあれば、「思ったより使わなかった」という声もあります。
この違いは、ベビーカーそのものより、家のまわりや普段の移動に合っていたかどうかが大きいのかもしれません。
購入を決める前に、一度だけ自分の生活を思い浮かべてみましょう。
よく歩く道は押しやすそう?
家を出てから駅まで、スーパーまで、病院まで。その道を思い浮かべたとき、段差や坂道は多くありませんか。
舗装がガタガタしている道や歩道の段差が多い道では、押しやすさが気になる場面もあります。
店頭で試すなら、ただ前に押くだけでは少しもったいないです。
方向転換をしてみる。
段差を乗り越える動きを試す。
折りたたんで持ち上げてみる。
こうした動きまで試しておくと、「毎日使えそうか」がイメージしやすくなります。
玄関や車に無理なく置ける?
意外と忘れがちなのが、家へ帰ってからのことです。
ベビーカーは、使っている時間よりも、しまっている時間のほうが長くなります。
玄関に置いたままでも邪魔にならないか。車のトランクへ積んでも、買い物袋や旅行バッグを一緒に載せられるか。

カタログに載っているサイズを見るだけでなく、「いつも置く場所」で考えてみると、買ったあとのイメージがしやすくなりますよ。
産後すぐに使う予定はある?
「新生児から使える」と書かれていると、出産前に買わなきゃと思う人もいるかもしれません。
でも、まず考えたいのは、「いつ使うか」です。
1か月健診へ歩いて行く予定がある。
上の子を保育園へ送り迎えする。
スーパーまで歩いて買い物へ行く。
そんな予定がいくつもあるなら、早めに用意する理由は見つかりそうです。

反対に、しばらく外出する予定がなく、移動もほとんど車という生活なら、産後に必要かどうかを考えても遅くないですよ。
対象月齢や使用条件も忘れずに確認
「A型だから新生児から使える」と思っていたら、実は対象月齢が違っていた。
こんな失敗は避けたいところです。
製品によっては生後0か月から使えるものもありますが、生後1か月頃からとしているものもあります。
体重の上限やリクライニングの条件が異なる場合もあります。

このあたりは口コミだけでは分からないこともあるので、購入前にメーカーの公式ページや取扱説明書を確認しておくと安心です。
買う前に確認したいのは、この4つ
迷ったときは、難しく考えなくても大丈夫です。
まずは次の4つだけ確認してみてください。
- よく歩く道は押しやすそうか
- 家や車に無理なく置けるか
- 産後すぐに使う予定があるか
- 対象月齢や使用条件は自分の使い方に合っているか
この4つがはっきりすると、「口コミで人気だから買う」のではなく、「自分の生活なら必要そう」と判断しやすくなります。
A型を買わない場合の選択肢
「A型を買わない」と決めても、選べる方法はひとつではありません。
実際の生活に合わせて考えると、自分に合う選択が見つかりやすくなります。
抱っこ紐で様子を見る
近所へ買い物に行くくらいなら、抱っこ紐だけで十分という家庭もあります。
車で病院へ行き、そのまま受付まで抱っこする。
短時間だけスーパーへ寄る。
家族が荷物を持ってくれる。
そんな外出が中心なら、「まずは抱っこ紐で困るかどうか見てみよう」という考え方もあります。
レンタルで試してみる
「買うほど使うか分からない」そんなときは、レンタルという方法もあります。
たとえば、1か月健診の時期だけ使いたい。実際に押してみてから購入を決めたい。
そんな人には合うかもしれません。
サービスによって借りられる機種や料金、返却方法は違うので、申し込む前に内容を見比べておくと安心です。
B型やAB型という選び方もある
低月齢のうちに使う予定が少ないなら、B型まで待つという選択もあります。
B型は軽くてコンパクトな製品が多く、子どもが成長してからのお出かけでは扱いやすいと感じる人もいます。
一方で、低月齢から長く使いたいなら、AB型を検討する方法もあります。
A型・B型という名前だけで決めるより、対象月齢や重さ、たたんだときの大きさなどを比べながら選ぶほうが、自分の生活には合わせやすいですよ。
迷ったら「買うかどうか」より「いつ使うか」を考える
口コミを見ていると、「買って良かった」と「いらなかった」の両方が見つかります。
だからこそ、口コミだけで答えを出そうとすると迷ってしまいます。
その家庭が徒歩で生活していたのか、車が中心だったのか。産後すぐに外出する予定があったのか。
そこまでは口コミだけでは分からないことがほとんどです。
迷ったときは、買うかどうかを考える前に、「いつ、どこで使うだろう」と想像してみてください。
病院まで歩く日。スーパーへ買い物へ行く日。駅まで向かう日。
そうした場面がいくつも思い浮かぶなら、A型ベビーカーが活躍する可能性があります。
反対に、ほとんど車で移動して、抱っこ紐で足りそうな生活なら、産後に様子を見てから考えるという選択も十分ありそうです。
まとめ:口コミより、自分の生活を基準に考えよう
A型ベビーカーは、全員に必要なものでも全員にいらないものでもありません。
徒歩で病院へ通うことが多い家庭や、電車で移動する機会が多い家庭なら、早い時期から出番があるかもしれません。
一方で、車での移動がほとんどなら、抱っこ紐やレンタルで十分だったという声があるのも納得できます。
口コミは参考になりますが、その人と自分では暮らし方が違います。
最後は、「産後にどこへ行く予定があるか」を紙に書き出してみてください。
それだけでも、自分にA型ベビーカーが必要かどうか、少し見えやすくなるはずですよ。