東芝の4K Mini LED液晶テレビ「TVS REGZA」から、Z875RとZ870Rが2025年7月に発売されます。
機能や価格に違いがあるのか気になりますよね。
そこで今回は、Z875RとZ870Rの違いを比較して、どちらがどんな方におすすめかをお伝えしていきます。
Z875RとZ870Rは同じサイズ(~V型)がないため、寸法・質量などの違いは省略しています。
※2025年6月24日現在の価格
年間消費電力量はZ875Rは55V型、Z870Rは43V型を記載
- 圧倒的な大画面で映像を楽しみたい人
- 映像美と音の迫力を妥協したくない人
- 部屋に余裕がある・リビングの主役にしたい人
- 43V型・50V型で省スペースに収まる人
- 価格も抑えて賢く買いたい人
- 最新レグザ機能のいいとこどりをしたい人
Z875RとZ870Rの最大の違いは「画質・音質へのこだわりと画面サイズの幅広さ」です。
映像と音に徹底的にこだわりたいなら大型のZ875R、価格を抑えつつも基本性能はしっかり押さえたいならコンパクトなZ870Rが狙い目です。
◎Z875R(大型)を最安値で買う
- 85V型
- 75V型
- 65V型
- 55V型








◎Z870R(小型)を最安値で買う
- 50V型
- 43V型




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Z875RとZ870Rの違いを比較 東芝REGZA
Z875RとZ870Rの違いは以下の14個です。
- 画面サイズ
- 映像処理エンジン
- 超解像技術
- AI高画質
- アニメ高画質
- 広色域量子ドット
- 広視野角ワイドアングルシート
- 美肌高画質
- ネット動画高画質
- 地デジ高画質
- 自動映像調整機能
- 音声実用最大出力
- 消費電力量
- 価格
※各項目を押すと詳しい内容に飛べます。
その他の性能や寸法などは、両モデルに違いはありません。
共通の性能が気になる人は、下の共通のスペックと機能までジャンプ!
それでは、違いについてこれから詳しく解説していきます。
対応画面サイズが違う
項目 | Z875R (大型モデル) | Z870R (小型モデル) |
画面サイズ | 85V型 75V型 65V型 55V型 | 50V型 43V型 |
Z875Rは、最大85V型まで対応した大画面モデル。
リビングなど広い部屋で、映画やスポーツを大迫力で楽しみたい方にぴったりです。
一方Z870Rは、50V型と43V型の2サイズ展開。
設置スペースが限られた部屋や、ひとり暮らし・寝室用にもおすすめのサイズです。
映像はZ875R(大型)が美しい
項目 | Z875R (大型モデル) | Z870R (小型モデル) |
映像処理 エンジン | レグザエンジン ZRα | レグザエンジン ZR |
テレビの映像美を左右するのが、映像処理エンジン。
大型Z875Rには、東芝の最高峰エンジンZRαを搭載。

AI(ディープニューラルネットワーク)を活用した高度な映像分析により、リアルタイムで高精度な処理を実現しています。
本格的な映像体験を求める方にぴったりのプレミアム仕様です。
- シーンに応じた超解像処理で、肌の質感や風景のディテールが圧倒的に美しい
- 約20%明るさアップした有機ELパネル×高冷却インナープレートで、黒もくっきり
- 「まるでその場にいるような」臨場感を味わえる

小型Z870Rは、上位のZRαほどの性能はないものの、進化したZRエンジンを搭載。
「高画質にはこだわりたいけど、そこまでシビアではない」人にはベストなバランスモデルです。
立体感や奥行きはZ875R(大型)が優秀

項目 | Z875R (大型モデル) | Z870R (小型モデル) |
AIナチュラル フォーカス テクノロジーPRO | あり | なし |
大型Z875Rには、被写体と背景の距離感をAIが分析し、奥行きや立体感を自然に強調してくれる「AIナチュラルフォーカステクノロジーPRO」が搭載されています。
人物や背景の距離感がリアルに映るので、スポーツ中継の選手の動きがより立体的に感じられます。
高精細な画面に奥行きが加わり、“まるで目の前”のような映像体験を味わえますよ。

画質だけでなく、没入感を重視する人には非常におすすめの機能です。
シーンごとの画質調整はZ875R(大型)のみ

項目 | Z875R (大型モデル) | Z870R (小型モデル) |
AIシーン 高画質PRO | あり | なし |
テレビを見ていて、「このシーン、もっと明るく見えたらいいのに…」「人の肌がちょっと不自然かも」
なんて思ったことはありませんか?
そんな時に役立つのが、大型Z875Rに搭載されているAIシーン高画質PRO。
AIが映像のシーン(人物・風景・夜景など)を分析し、最適な画質にリアルタイム調整してくれます。
- 映画では人物の肌を自然な色合いに
- スポーツでは明暗差をしっかりと表現
- アニメではくっきりと鮮やかに

画質の細かい調整をせずに、「いつでもちょうどいい映像」が楽しめますよ。
アニメ専用の映像処理機能はZ875R(大型)のみ

項目 | Z875R (大型モデル) | Z870R (小型モデル) |
アニメビューティ PRO | あり | なし |
アニメを見るとき、「線がぼやけて見える」「色がちょっとにごってる」なんて感じたことはありませんか?
大型Z875Rには、アニメ視聴に特化した映像処理機能「アニメビューティPRO」を搭載。
線をくっきり・色をクリアに補正することで、ノイズを抑え、セル画風のアニメもより滑らかに再現できます。
最新アニメも懐かしの作品も、キャラが“映える”美しい映像に!
映像はZ875R(大型)がより鮮やか
項目 | Z875R (大型モデル) | Z870R (小型モデル) |
広色域 量子ドット | あり | なし |
大型Z875Rは、量子ドット技術を採用したパネルで、従来のテレビよりも広い色域(色の表現範囲)を実現。
花の赤や海の青、人物の肌の色も自然でリアルに映し出せます。
HDR映像との相性も良いので、映画やゲームがより立体的に感じられますよ。

映画やアニメ、スポーツを「鮮やかな映像」で楽しみたい人に最適です。
Z875R(大型)は斜めからも綺麗に見える
項目 | Z875R (大型モデル) | Z870R (小型モデル) |
広視野角 ワイドアングル シート | あり | なし |
家族みんなでテレビを見るとき、正面だけでなく斜めからもキレイに見えたら嬉しいですよね。
大型Z875Rは、画面の表面に「ワイドアングルシート」が貼られているため、横から見ても色味や明るさの変化が抑えられています。
- ソファの端やキッチンからの視聴
- 大人数でのリビング視聴

少人数で見る・正面から見ることが多いならZ870Rでも全然OKですよ。
人の肌はZ875R(大型)が自然

項目 | Z875R (大型モデル) | Z870R (小型モデル) |
美肌 高画質 | ナチュラル フェイストーンPRO | ナチュラル フェイストーン |
小型Z870Rの「ナチュラルフェイストーン」は、人物の肌を自然に見せる基本的な高画質処理機能です。
が、大型Z875Rの「ナチュラルフェイストーンPRO」は、人物の肌の色や質感をさらに繊細に自然に仕上げられるように。
肌の質感や表情をより鮮明に美しく楽しみたいなら、PRO画質の大型Z875Rがおすすめです。

ドラマや映画で顔の表情がくっきり見えると、より感情移入もしやすくなります。
ネット動画はZ875R(大型)が高画質
項目 | Z875R (大型モデル) | Z870R (小型モデル) |
ネット動画 高画質 | ネット動画 ビューティPRO ・ ネット動画 バンディング スムーサーPRO | ネット動画 ビューティ ・ ネット動画 バンディング スムーサー |
最近はYouTubeやNetflixなどのネット動画を見る機会が増えていますよね。
でも画質が気になることもあると思います。そんな時に役立つのが高画質化技術です。

大型Z875Rはネット動画の映像を細かく解析し、肌の質感や色味をより美しく自然に仕上げます。
また、映像の色の変化がギザギザに見える現象(バンディング)も高度に補正。
肌や被写体が滑らかで鮮やかに見え、色の段階的な変化が滑らかで違和感が少ないのが特長です。
ネット動画でも映画館のような映像美を体験できますよ。

小型Z870Rもネット動画の画質を改善する機能はありますが、PROに比べるとやや補正効果は控えめです。
地デジ映像はZ875R(大型)がよりリアル

項目 | Z875R (大型モデル) | Z870R (小型モデル) |
地デジ 高画質 | 地デジ AIビューティPRO | 地デジ AIビューティ |
大型Z875RはAI技術を活用し、肌の質感や色合いをよりリアルで自然に表現。
映像全体の鮮明度もアップして、地デジ放送をより美しく楽しめます。

小型Z870RもAIによる画質補正を搭載し、自然で見やすい映像を実現。
PROほどの高度な補正はありませんが、普段のテレビ視聴には十分満足できるクオリティです。
Z875R(大型)は映像をより細かく調整可能
項目 | Z875R (大型モデル) | Z870R (小型モデル) |
自動映像 調整機能 | おまかせ AIピクチャーPRO | おまかせ AIピクチャー |
テレビを見るとき、シーンごとに映像が自動で最適化されると、ぐっと見やすくなりますよね。
大型Z875RのAIピクチャーPROは、映像の内容をより深く解析し、明るさや色合いを細かく調整します。
そのため、映画の暗いシーンもクリアに、スポーツの動きも滑らかに表現。
シーンごとの最適化がより精密になり、大画面での迫力ある映像を自然に楽しめます。
小型Z870RのAIピクチャーも自動で映像を最適化し、日常のテレビ視聴に適した明るさや色彩を調整します。
細かな調整はPROほどではないものの、普段使いには十分満足できる性能です。
音質はZ875R(大型)が迫力あり
項目 | Z875R (大型モデル) | Z870R (小型モデル) |
音声実用 最大出力 | 70W | 50W |
テレビで映画やライブ映像を観るとき、音の迫力やクリアさは大切ですよね。

大型Z875Rは70Wの実用最大出力を備えており、映画館のような迫力あるサウンドが楽しめます。
大画面と相まって、臨場感たっぷりの映像体験を求める方にぴったりです。
- 音量が大きくても音割れしにくい
- 重低音や臨場感ある音響表現に優れる
- 大きめの部屋でもしっかり響く

一方小型Z870Rは、50Wの実用最大出力で小型モデルながらクリアな音を実現しています。
リビングや寝室など、一般的な環境で快適に視聴できる音質です。
- 小~中サイズの部屋に適した音量
- クリアで聞き取りやすい音声
- 省スペース設置にマッチ
消費電力量が違う
年間 消費電力量 | Z875R (大型モデル) | Z870R (小型モデル) |
85V型 | 202 kWh/年 | – |
75V型 | 174 kWh/年 | – |
65V型 | 172 kWh/年 | – |
55V型 | 130 kWh/年 | – |
50V型 | – | 110 kWh/年 |
43V型 | – | 96 kWh/年 |
消費電力量は、両モデルともサイズに比例して消費電力も大きくなっています。
大画面ならではの迫力はありますが、電気代が気になる方は要チェックです。
Z870Rは小型モデルなので、比較的節電しててテレビを見ることができますよ。

電気代も含めてトータルで満足できるモデル選びの参考にしてくださいね!
価格が違う
価格 | Z875R (大型モデル) | Z870R (小型モデル) |
85V型 | 約66万円~ | – |
75V型 | 約50万6千円~ | – |
65V型 | 約38万5千円~ | – |
55V型 | 約30万8千円~ | – |
50V型 | – | 約24万2千円~ |
43V型 | – | 約23万1千円~ |
※2025年6月24日現在の価格
Z870Rは50V型と43V型の展開で、価格は20万円台前半から。
そこまで大きいテレビはいらないorリビングや寝室など省スペースで使うから、その分手ごろで高性能なテレビがほしいという人は、Z870Rが狙い目です。
◎Z870R(小型)を最安値で買う
- 50V型
- 43V型




Z875Rは85V型から55V型までの大型モデルをラインナップ。
大画面ならではの迫力と高画質技術を求めるなら、この価格帯は妥当だと感じます。
◎Z875R(大型)を最安値で買う
- 85V型
- 75V型
- 65V型
- 55V型








Z875RとZ870R 共通の特長 東芝REGZA

Z875RとZ870Rの主な共通の特長はこの通りです。
項目 | 内容 |
パネル方式 | 4K液晶パネル (Mini LEDバックライト) |
画素数(水平×垂直) | 3840×2160 [4Kパネル] |
チューナー | 新4K衛星放送 2 地上デジタル 9 BS・110度CSデジタル 3 |
高画質 | AI超解像 ブルーライト制御 新開発 高輝度Mini LED 液晶 低反射コート 3次元カラーリマスター 36色軸リッチカラーイメージコントロール 120Hz倍速 (ゲームモード 144Hz VRR対応) HDRオプティマイザー HDR復元 HDRリアライザー HDR10 HLG HDR Dolby Vision HDR10+ (HDR 10+フォーマット対応) HDR対応 クラウドAI高画質テクノロジー プロユース映像設定機能 クラウドAI高画質連携 |
高音質 | 重低音立体音響システムZ Dolby Atmos オーディオキャリブレーション クリア音声 おまかせAIサウンド Bluetooth対応 レグザサウンドプロセスVIR レグザサウンドリマスター VIRイコライザー 高遮断クロスオーバーフィルター |
スピーカー(個数) | フルレンジ:2個 ツィーター:2個 トップツイーター:2個 ウーファー:1個 合計7個 |
ネット動画 | ネット動画 スクリーンミラーリング AirPlay 2 レグザリンク・ダビング レグザリンク・シェア(DTCP-IP) レグザリンク・コントローラ タイムシフトリンク スマートスピーカー連携 Vポイントが貯まる |
かんたん録画 | おまかせ録画 番組ガイド 簡単連ドラ予約 レグザAIボイスナビゲーター 4Kダブルチューナーウラ録 BSも地デジも3チューナーW録 |
ゲーム | 瞬速ゲームモード 映像遅延時間短縮 4K/120Hz入力対応 オートゲームアジャスト ALLM設定 HDMI®1080p 120Hz HDMI® 2560×1440 60Hz入力対応 AMD FreeSync™ Premium対応 4K写真 無線LAN内蔵 オンタイマー オフタイマー 節電モード 高速レグザ番組表 |
付属品 | 単四形乾電池2本 レグザリモコンCT-90500 転倒防止用バンド 1本 転倒防止用ネジ(短) 1本 ネジ(長) 1本 |
Z875RとZ870Rの口コミ評判は?東芝REGZA

できれば利用者のレビューをみてから購入したいですよね。
Z875RとZ870Rの口コミ評判(Amazon・楽天市場・Yahoo!等にて著者調べ)を調べましたが、発売から日が近いためまだ口コミはありませんでした。

口コミを入手次第、追記します。
Z875RとZ870Rがおすすめな人 東芝REGZA
Z875RとZ870Rは、2025年7月発売の最新モデルです。
それぞれどんな人におすすめなのかをまとめました。
Z875R(大型モデル)がおすすめな人
Z875Rは次のような人におすすめです。
◎Z875R(大型)を最安値で買う
- 85V型
- 75V型
- 65V型
- 55V型








Z870R(小型モデル)がおすすめな人
Z870Rは次のような人におすすめです。
◎Z870R(小型)を最安値で買う
- 50V型
- 43V型




Z875RとZ870Rの違いを比較 東芝REGZA まとめ
Z875RとZ870Rの違いを比較しました。
違いは以下の14個です。また、この表に記載しているもの以外の機能や性能は同じです。
さあ、あなたも東芝の4K Mini LED液晶テレビREGZAで、大迫力のキレイな映像を自宅で見ませんか?
※2025年6月24日現在の価格
年間消費電力量はZ875Rは55V型、Z870Rは43V型を記載
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- 映像美と音の迫力を妥協したくない人
- 部屋に余裕がある・リビングの主役にしたい人
- 43V型・50V型で省スペースに収まる人
- 価格も抑えて賢く買いたい人
- 最新レグザ機能のいいとこどりをしたい人
◎Z875R(大型)を最安値で買う
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◎Z870R(小型)を最安値で買う
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